物流現場において、多様な荷物の荷姿、寸法、取扱い、汚破損などを画像から自動的に判別する物流画像判別AIエンジンを、ディープラーニング(深層学習)の技術を活用して開発を実施しました。
今回の開発にあたっては、NTTデータ、鈴与株式会社、佐川急便株式会社などの協力により、物流倉庫内の実際の荷物の画像を学習させる実証実験を行いました。
物流現場では、取り扱う商品や荷物の種類が多岐に渡るため、作業の機械化が難しい領域とされてきました。
物流画像判別AIエンジンは、分速30~120mのベルトコンベア上で流れてくる荷物の形状を最大1000種類まで自動的に判別することができ、ロボットによる積み込み・積み下ろし作業や検品・梱包作業の自動化など、物流産業において生じている様々なシーンでの活用が考えられます。